2012年2月5日日曜日

2/3 節分ボドゲ会 @元住吉 & 2/5 板ノ会 ボードゲーム会 @Role & Roll Station

今回は二本立てで、節分とその翌々日のログ。



1.節分ボドゲ会 @元住吉

節分なので友人宅に集まり恵方巻を食べ、更には引っ越したての部屋に豆を撒き散らすという行為を実施。
その後、家主希望のボドゲ会へ移行しました。


ボーナンザ
豆撒きなんだから豆ゲーやろうという事でボーナンザ。

なぜか周囲の友人女子から大人気のボーナンザを五人で。

配られたカードの順序を変えず手前から順に絵柄をそろてて二枚プレイ(豆を植える)、山から二枚引いてさらにプレイ。この時絵柄縛りなどで植えれないものは交渉して引き取ってもらう、さらには好条件を引き出し欲しいのをもらう。絵柄がそろっていくと換金されていく。
こんなゲームだ。

ボーナンザはやっぱ5人くらいが楽しい。交渉も活発だしもうちょっとやりたいなくらいで終わるので好印象で終われる。



ニムト
http://sgrk.blog53.fc2.com/blog-entry-92.html 
1人遅れてきた友人が恵方巻を無言で丸かぶりするのを見守った後は6人でニムト。
定番ゲームだが初めて遊んだ。

数字をうまく切って行くバーストゲームだけども自分の思っていない状況がガンガン発生して盛り上がる。

「ウノやるくらいならニムトだな!」と声が上がったけどボードゲームとか興味ない人にもバッチリ刺さると思う。



カタン
ニムトからのカタン。定番継投となる。
6人なのでコンビ打ち3チーム戦。

 今回はキャリーバックに入っている持ち運び可能なもの。
少しコンポーネントがしょぼいのはご愛嬌。

カタンは改めて面白いと痛感。ドイツ系ボードゲームの基本要素がふんだんに盛り込まれててかつシンプルにまとまっている。初めてやる人にもインストがしやすかったし、始まった後に2手ほど回ればゲームにしっかり入れる。

今回特筆したいのは「コンビ打ちカタン」が想像以上に楽しかったこと。
相方と相談しながら進めるのは本当に開拓を進めている気がしてかなり面白かった。「社長、あそこに道をひきましょう」「うちの社長は羊が欲しいといっている!」などアホしながらやれてオススメだ。

終電が迫り途中終了。



2. 板ノ会 ボードゲーム会 @Role & Roll Station

この日は当初、神保町「書泉グランデ」を物色したあとイガリが最近買った「ブラックシープ」を遊ぶだけの予定。
それが「まあ近いし」ということでR&Rさんに足を伸ばした上、何故かぴーやまが流れでボドゲを購入しそのままR&Rさんで卓を借りてボドゲ会。
【参加】イガリ、AZ、ぴーやま、自分

ブラックシープ  Black Sheep
http://www.arclight.sakura.ne.jp/bgame/mart/viewer.php?mode=single&code=BG0477
 まずはイガリが先日購入し持ち込んだブラックシープを。

馬、牛などのカードをポーカーの感覚で「役」を作っていくゲーム。
ポーカーと違いカードを切るのは3枚で残りの2枚を担うのは可愛らしい動物コマ。
(上の写真なら豚と牛)
役で最上位の人が真ん中の動物コマをもらえて、実はコマの裏側に「2」とか「3」とか記載されている得点をもらえる。

マイナスカウントの黒ヒツジを取らないようにカードを切りながらも得点を積み上げるジレンマがあるゲームだ。

すぐにわかるルールでインストもすぐ終わり早速プレイ。

このゲーム単にポーカーをするわけではなく、
・中央に2枚(2つのコマ)が既に出ている
・勝負をする場が同時に3箇所ある
せいでなかなかカードを切るのが悩ましい。

「あー、すでにあの山はウマの4カード成立で勝負にならないなあ」とか
「こっちは勝てるけど黒ヒツジがいるんだよなあ」
など見た目とは裏腹にかなりのジレンマゲー
上記の通りけっこう動物さんをゲットするも黒ヒツジが響いて2位フィニッシュ。


それはオレの魚だ!

そもそもR&Rさんで卓を借りてまでしっかりボドゲやろうとなったきっかけは、ぴーやまがとあるボードゲームを買ったからであった。(まあ正直、その他3人、もっというと私が購入を強く推した)
それなりのルールの量がありここでぴーやまはインストに備えルール熟読期間に突入する。

その間R&Rさんで借りられるボドゲの中からライトなものを遊ぶことになり「 それはオレの魚だ! 」をチョイス。

もうとにかくシンプルなルールですぐに楽しめた。
自分のペンギンを直線で且つ他のペンギンに衝突しない範囲で動かす。
動かす前に乗っていたタイルが獲得でき、そこに書いてあるサカナの数が勝利点になる。

非常にシンプルなパズル系陣取り。
最初馬鹿にしていたイガリがげらげら笑いながらハマる。
3人でやった後何故かタイマンで2回もやり、計3回もぶっ続けでやった。



エンデバー ENDEAVOR
http://www.arclight.sakura.ne.jp/bgame/mart/viewer.php?mode=single&code=BG0640

http://hobbyjapan.co.jp/game/?p=556

冒頭から触れていたぴーやまが買った(≒われわれが買わせた)のがコレ、エンデバー。
日本語版が発売されてからずっと気になっており、いつかやりたいなあと思っていた。

今回ぴーやまが「どうせ買うなら本格派」的な流れになったのでここぞとばかりに推してみた。


航海、開拓、さまざまな勝ち点獲得、というキーワードはぴーやまもお好みだったようで「買わせた感」が強かったものの上記ペンギンゲーが終わる頃には「これは面白い!」とぴーやまも満足。

7つのエリアに航海を進めながらそれを有利に進める建造物をターンごとに所有していく。
所有した建造物はワーカーを置いて作用させる。
もちろん航海にもワーカーが必要であり配分は悩ましい。

さらにはワーカーを最適運用したり、より高度な建造物を所有していくためには4つのパラメーターをうまく上昇運用させる必要がある。

これらパラメーターは航海や開拓の対価で変動するためアクションのマネジメントが必要になる。

もちろん(?)特殊効果のあるカードもあったりするが「カードを多く所有するため」のパラを上げておかないとラウンドごとにバーストしてしまうこともある。

エリア開拓に貢献するとさらにボーナスカードなどがもらえる。

(上記はパラメーターや建物管理をする個人ボード)

ワーカープレイスメントをベースに陣取りやパラメーター変動がうまく連動していて悩ましくも楽しい。しかもこのゲーム思ったよりもプレイ感が軽くさくさく進み実際1時間もあれば終わるのだ。


航海する全体ボードにちりばめられたアイテムトークンたちを眺めながら「今度はあそこに航海しようか」「それともカードをとるか」「いやいやまずは人手をかき集めよう」などマネジメントする領域が多く、それでいてシンプルなので非常にわくわくしながらゲームを進行できる。


とにかくこのゲームはさくさく進む分「くそうもう1回!」となりやすい。少なくとも自分はなったw

なので即2回目に突入しまたも負けたw


こんなに要素が多く、パッと見かなりの重量ゲームにも関わらずリプレイ欲求が湧き上がる作品も珍しい。
「エンデバー ボードゲーム」でググると多くの方がもっともっと細かいレビューを投稿されているので気になった人は是非チェックしてみて欲しい。

日本語版のため不自由も無くとにかく完成度が高い。
久々に大ヒットに当たった感じがして大満足。


時間もいい頃なので2回目のエンデバーが終わったところで解散。

「トロワとエンデバーはリプレイがガチ」との名言が生まれた。