2012年1月28日土曜日

12/01/28 板ノ会 臨時ボドゲ会

私の奥さんが飲み会で夜はずすためちょっと暇になり 「モンハンとボドゲやろう、そんで夜呑もう」と誘って臨時ボドゲ会
トロワ
http://47chiku.blog36.fc2.com/blog-entry-846.html
(しなちくさんの紹介を参照させていただきます)

皆大好きトロワ。初体験1人を含む4人打ち。
今回の個人的なテーマは「大聖堂建築をベースに進行!」 大聖堂建築を有用に進めるため白ダイス中心の配置。
これをベースに第二優先でお邪魔イベントに対応するスタイル。 手ごたえがあるもののトロワの醍醐味カード活性化はあまり進まず。

「懺悔」のカードのみになってしまったがこれはこれ使えると感じ まずまずのゲーム展開にもっていく。
しかし問題はボーナスカードの「お金を持っているほど勝ち点」効果だった。

そもそも今回自分は金満プレイはできていないし、なぜだか隣のぴーやまが 金満プレイをしている。
なぜこいつが金を集めているかは不明だがこのままだとボーナスを漁夫の利されてしまう。。。


トロワ経験がある人ならわかると思うが「誰かに金を使わせる」ってのは なかなか難しい。 悩みながらも時間は過ぎてゲーム終了。

凄くうまくいったのに自分のボーナスカードがあだとなり2位フィニッシュ。
もちろん勝ったのは「なんかわかんねえけど金持ってて得したwww」 と上機嫌のぴーやまである。


スタンプス 
http://drosselmeyers.shop-pro.jp/?pid=32640117


飲み会の予約が迫りつつちょっとだけスタンプス。

初体験が1人いたこともありインスト+2ラウンドのみのサックリプレイ。

久々にやったけどこれはやっぱり面白い!

なんていうか競りをしながらその切手の価値が上下するのが見えないんだけど見える感覚でビシビシ感じる。
ここで何を競りに出すか?はたまたラウンドを終らせにいくか?

なんとも自分の判断がゲーム全てのうねりに変わる良作だと感じて満足!












2012年1月23日月曜日

12/01/22 板ノ会 ボードゲーム会

サークル名まで付けて、尚且つそこそこの頻度で集まりボードゲームを囲んでいるくせに全く記録していなかったこれまで。
今年の目標の一つにレコーディングをあげている身としてはボードゲーム会のまとめも少しはしようと思い、今後は簡単にでもまとめていこうと思っている。ということで早速。

12/01/22 板ノ会 ボードゲーム会 【参加】イガリ、AZ、ぴーやま、つかじ、自分


この日はマックス5人参加を見込みつつ集合。朝マックをもりもり食べて友人且つサークル発起人の1人であるイガリ宅へ。

なんてったってさいたま


ぴーやまが「なんか気がついたらまだ目黒だ…一時間前にもいたのに」と戦慄の「山手線で寝過ごして一周経過メール」を送りつけたため、元々遅れる予定のつかじと共に序盤は欠員勘定。
イガリ、AZと3人で軽く何かやろうということになりアメージングテーブルゲームの付録になっていた「なんてったってさいたま」を3人で。
ルールはなんてったってホノルルそのまんま日本国内版。日本の地名や名所の書かれたカードを東西南北に正しく置いていく地理ゲー。日本の形に翻弄されまくり。

なんてったってホノルル

なんてったってさいたまの途中で合流したぴーやま。
流石に途中参加もあれなので役に立つのかどうかかなり際どい御意見番として傍観してたものの、このまま別ゲームに移るのもちょっとかわいそうなので本家ホノルルを少しだけやろうと4人でスタート。
本家ホノルルの醍醐味は字面だけだと見当がつかない地名にこじ付けで法則性を見いだし配置して行くこと。
「なんかわかんねえけどサラエボよりは南だろ、間違いなく」など根拠の無い議論が続く。
AZさん勝利。

村の人生

先日購入し、今日の目玉と勝手に位置づけ持ち込んだ期待作。
4世代にわかれた村の住人を職人として育成したり、議会に送り込んだり、教会につとめさせたり、時には旅行に行かせたりしながらその過程でゲットできる数種のアクションポイントや馬、牛、巻物などのアイテムを駆使して勝利点を稼ぐゲーム。
村の住人をワーカーとしたワーカープレイスメントゲームってことでおそらくあってるかなと。

このゲームの特徴は各アクションが時間経過の装置にもなっていて一定時間が経過すると村の住人が古い世代から死んでしまうこと。
しかしながら死んだ住人も「村の年代記」に記録されていくことで勝ち点に繋がる仕組みになっている。必ずしも死によるワーカー退場がマイナスではないという面白い仕掛けになっているのだ。


さて、このゲームを早速4人でスタート。
色んな行為がまんべんなく勝ち点に繋がるためとりあえず最初は手探りで進む。

何度か手番が進むと皆なんとなくゲームの流れがわかってきて自分の色を出し始める。
イガリは旅行に没頭する。旅行にはアイテムの馬車が必要なので馬車職人も忘れずに配備。旅行ばかりしているドラ息子のために馬車を延々と作る爺さんという村の構図が想像され少し切ない。

AZさんは「最終的に金貨も勝ち点になる」というルールに目を付け銭ゲバ戦法へ。
無論、銭ゲバだけでは勝てないので積極的に市場にも手を出して買い物をうまく利用。

ぴーやまと私は議会戦術。議会に序盤から村の住人を次々と送り込み「いずれ衆議院は我が家系が押さえる」と政治闘争を始める。


ゲームも進んで中盤以降、イガリは順調に旅行を進め「俺だけエルフェルランド状態」と言わしめる旅行完全制覇。
しかしその後やや手番を持て余し教会に人を送り込むことに。
AZはひたすら小麦袋を風車で換金して金を囲う。
もはやゲームデザイナーが想定する換金量を突破しコンポーネントが足りなくなる異常事態に。
なんてったってホノルルのポイントタイルまで使うことになる。

ぴーやまと私の政権争いは「こいつが小泉進次郎だ!」と意気込んで3世代目の住人を私が送り込むも手番の関係で少しもたついてしまい、その隙にぴーやまが議会で優位に。
私は焦って戦略的に村の住人に死んでもらって年代記を埋めようとするも諸々後手に回り効率が悪くなる流れになってしまう。一方、衆議院を安定多数で抑えて村の生活に余裕が出来たぴーやまは手広く勝ち点を拾い始める。


この辺りまでゲームが進むと村の世代もある程度進んでおり、第一世代である序盤のワーカーの多くは皆お亡くなりにになっている。
しかしながら死んでしまった住人が皆「村の年代記」に記録され将来の勝ち点になれるわけではなく、制限を越えるとただの墓地に埋葬されてしまう。
そのため「あれっ死んだけど意味ねえw」「むしろ今すぐ死んでくれ、時間過ぎろ、すぐ過ぎろ」などと終盤は各位が村の生存戦略にも力を注ぐことになる。


さて最終清算では、旅行リードと終盤の教会配置からの勝ち点で逃げるイガリにぴーやまが議会での勝ち点などで一気に追い付き同点優勝。以下、銭ゲバAZと政局に敗れてもたついた私と続いた。


パックス
村の人生の終盤あたりにつかじが到着して本日当初の予定メンバーの5人に。
K2はラストにやろうということもありAZさん持ち込みのパックスをプレイ。
7種あるそれぞれの特性を持つカードが登場するこのゲーム。

第一目的としては捨てカードの集合体的な存在である仮想敵ローマを倒すこと。
まずはとりあえずローマを倒すことが目的であり、その後に各々プレイしたカードの状況で個別の勝利順を決定する。
ちなみにローマに勝たれると基本は皆負けるんだけど7種のカードの内のひとつである「反逆者」のカードを一番多くプレイしているとその人だけ勝利するという離反ルールも備えている。

最大4人ゲーなので自分とイガリがペアでチームを組むというかなりのイレギュラーマッチ。

ゲーム進行は3枚引いて、手札・不要山札戻し・市場配置のどれかを選んで配備する。
市場配置したカードは誰かに買われないとローマ軍の勢力に加算されていくので「これはいらないから市場へポイッ」としてばかりいると仮想敵ローマをサポートしてしまうので悩ましい。
以前3人でやった時は結構ローマが強くなる流れで離反勝利を狙う目もアリだった印象だった。
が、今回は4人(ペア含む)で積極的に市場のカードを買い戻していたのでローマがあまり強大化せず進行。

結果、ローマに余裕で勝利して第一目的達成を確認した後に個別得点集計へ。
初プレイで手探りながらも、市場購入額を減らせる効果のカードをうまく集めて手札を伸ばせたぴーやまが勝利。

尚、ペア打ちした私とイガリのコンビはコミニュケーション不全に陥り最下位だった。ゲーム後の敗者コメントとして「(ペアでやる)これは全く別ゲーで愛すべきバカゲーに変貌する。皆も一度ペアでパックスをやるべきだ」と訴えた。

K2 拡張版 「ブロードピーク」

パックスのペア打ちにバカ笑いをした後は本日のラストK2拡張。
イガリが昨年末に購入していたものの遊ぶタイミングが無く、村の人生と共に本日の目玉としていたゲームである。

登山ゲーの名作K2の拡張版である本作は2種類の拡張新マップで遊べる仕様。今回は3つの山頂を備えて新しい感覚で遊べる横長のマップを選択。5人でがっつり山登りである。

ボード左側ルートは低い山頂から順に最高山頂を目指す道程を描く「堅実ルート」。
対して右側は、いきなり最高山頂を目指し北進する「男闘呼ルート」。

AZ、つかじ、ぴーやまは堅実ルート中心、パックスでペア打ちをしたイガリと私は奇しくもまたも道を同じく「男闘呼ルート」を中心にアタック開始。

「前回、夏山でややぬるかったよねー」と冬山天候を選択したのが仇となり、「これはいきなり死人が出るな…」とつぶやく程の超悪天候の中そろりそろりと歩を進める5人。
テントを軸に天候良化を待ちながらのアタックを強いられる「男闘呼ルート」の私とイガリ。一方「堅実ルート」のメンバーは中々の好調ぶりである。

K2は2人の登山コンビに見たてて2個のコマを1人で所有し、それをうまいこと進めるゲームなのだが、前回同様に私は1人をスタートのキャンプに置き去りにしてゲームを進める。

「なんでそいつ置き去りにするんだよw」と言われるが「こいつはカレーを作って待ってる設定だからそっとしておいてくれ。」と応戦、以降私の2つ目のコマはカレーと呼ばれる。

中盤以降、「男闘呼ルート」も「堅実ルート」も四苦八苦しながら複数の登頂に成功。接戦になるも3つの登頂ポイントを制覇した堅実ルート選択のぴーやまが勝利。

私は後半8000メートルラインでテントを作り、そこにメインの登山者を押し込み我慢させた挙句、今更ながらカレーを爆進させる狂気の作戦に出るも全く及ばず。
それどころか「ぬくぬくとスタートラインにいたカレーの方が体力的にヤバい。最悪カレー死ぬ…」なんていう展開を招く無計画登山に。みんな満足の楽しさだった。